2019年10月23日

旧相馬家住宅内に、函館港と市街から大沼国定公園の駒ヶ岳まで広がる素晴らしい景観のカフエがあります。
相馬家最後の当主の居住していた部屋を、訪れた方がサービスのコーヒーを飲みながら、自由に休めるようにしました。
テーブルの上に置いてあるノートに、いろいろな方が感想を書いていかれます。
旧相馬家の建物のすばらしさ、初代哲平の函館へ貢献に対する率直な驚きと感嘆、古い街並みの想い、文化財保存の重要性を協賛したものなど様々です。
どれも新鮮な目で率直に函館を思った文章ですが、久しぶりに感動する文章に出会い胸がお熱くなりましたのでご紹介します。

〇2019年9月13日
個人の方で重文を買い取り維持されていることに大変驚きました。
金銭面では何かと大変かと思いますが、行政にはできない保存と活用に期待しております。
凾館の文化力の高さを実感しました。
大阪より

〇2019年9月18日
ずっと来て見たかった函館の街…
ゆがんだ昔のガラス越しに見える海…
ますます子も町が好きになりました。

○2019年9月18日
東京より夫の退職記念に
夫婦二人で…

〇2019年10月11日
素敵な景色とシャガールの絵を見ながら美味しいコーヒーを頂きとっても幸せな気持ちです。
この素晴らしい建物がずっと残りますように…
山口から応援しています。
またぜひ期待です。
末広

○2019年10月12日
凾館には函館税関長として2014年～2016年まで滞在いたしました。
妻はここに何度か伺ったようですが、なかなか機会がなく今日ようやく訪れることができました。
取り壊しの危機を救われた館長様、本当にありがとうございます。
相馬哲平の志の高さが館長を動かされたものと思います。
公務員にしろ、民間人にしろ目先のことに振り回され、未来を見通した志が貫きにくくなっている昨今こそ、館長のような行いが必要なのだと、わが身を振り返った次第であります。
頑張ってください。
コーヒーも美味しかったですよ！